総合不動産業のアー・スリー(東京)は3日、宮城県大和町で整備中の住宅団地内に、太陽光発電システムを備える住宅約300戸を一つの街区にまとめて建設する構想を発表し、現地でモデル住宅を公開した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、太陽光発電の住宅を集めた民間開発としては全国最大規模という。
太陽光発電の住宅の区画は「100年街区」の名称で、大和、富谷両町にまたがる「ハーモニータウン杜のまち」(約86万8000平方メートル)の北西部約9万9000平方メートルに整備。10月にオープンする。
住宅は太陽光発電のほか、高気密・高断熱工法、電気給湯器「エコキュート」の設置などで省エネを追求。庭も、樹木や芝を多く使う。エネルギーの50%を自給し、試算では一戸当たり年2155トンの二酸化炭素削減が見込めるという。
土地代を含め3000万―3500万円での販売を予定。2013年の整備完了を目指す。貝川智広社長は「成功したらぜひ各社もまねをしてほしい。そうすれば地球環境のためにもなる」と話している。

